j.okawa

それでは、またここでお会いしましょう。

【DISC】JUSTICE & GUILTY

CD

せっかく音楽を聞いたり本を読んでいるので、感想などもアップしていきたいと思います
最初は大好きなGLAYから。

『JUSTICE』『GUILTY』は、GLAY初となる、オリジナルアルバム同時2枚リリース作品。
これまでベストを2枚組×2枚同時リリースとかあったから、オリジナル同時2枚もあった気がしていましたが、何気に初なんですね。

個人的な感想としては、10枚目のアルバム『GLAY』を経て、同じく2枚同時リリースされたシングル『JUSTICE [from] GUILTY』『運命論』と共に、今後のGLAYとしてのシングル・アルバムの位置付けや方向性が見えてきたのではないかと感じました。

『JUSTICE』
JUSTICE

11枚目のアルバム『JUSTICE』は、こちらもGLAY初のセルフ・プロデュース作品。
『GUILTY』もそうなのですが、こちらの『JUSTICE』の方が、より今後のGLAYを予感させます。
TAKUROさん以外の楽曲が多かったり、尖ったサウンドの曲も多いです。

「WHO KILLED MY DIVA」で幕を開けて「SMILE」で幕を下ろすまでビシビシ刺さりました。
特に「SMILE」なんて復興地のこと、原発のこと、尖閣のことなどが歌詞に織り込まれていて、「CHILDREN IN THE WAR」を思い出させる社会的なテーマを扱った曲で、TAKUROさんこれは放り込んで来ましたね~。

個人的にお気に入りのフレーズは↓
  • とりあえずツブヤク とりあえずツナガル とりあえずオチツク My Generation(WHO KILLED MY DIVA)
  • もう動けない…そんな台詞は言うな 君はそれでも幸せにならなきゃいけない(真昼の月の静けさに)
  • 私はいつもそこにいる 夢の重さに負けないで(運命論)
『GUILTY』
GUILTY

12枚目のアルバム『GUILTY』は、王道の佐久間さんプロデュース。
『JUSTICE』と比較して、「冬の遊歩道」「初恋を唄え」などメロディアスな楽曲が多いです。
「Red moon & Silver sun ~My Private“Jealousy”」はツアーのオープニングSEと合わせたものですが、GLAYの楽曲はオーケストラとの親和性が高いものが多いことを改めて感じました。

個人的にお気に入りのフレーズは↓
  • 「持てる情熱(モノ)は全て置いて来た」と… この国の何に勝てば俺ら勝利者だと言える?(FACTORY)
  • 失ってみてからの方が貴方の愛の深さに気づくなんて(冬の遊歩道)
  • 思い付く限りの恐怖のイメージを並べてみろ オマエの本当の敵はそれ以外だ、それが判るか?(華よ嵐よ)
  • 好きとは言えずとも2センチだけあなたのそばに(初恋を唄え)
2012年の夏時点で2014年のドーム公演、東北でのEXPO開催まで宣言。
GLAYは5年後、10年後を約束してくれる力強いバンドです。

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